Blismile

ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

「吸う」と「嗅ぐ」と「わたしの言葉」

ちょっと前のことになりますが、ある方とお話をする中で、「嗅ぐ」という言葉に覚える身体感覚も色々だという話題になりました。

言葉と結びつく身体感覚は本当に様々で、だから下手な事は口にできないのですが(笑)、レッスン後のひとときに試しに幾人かの小学生の子どもたちに、呼吸の「吸う」や様々な匂いを「嗅ぐ」ときの身体感覚を言葉にしてみてもらいました。

「吸う」

  • 鼻とか喉、胸の上の方を感じる
  • 肋骨が上に上がる
  • 胸が膨らむ
  • 肋骨の上が伸びる
  • お腹が膨らむ
  • 肩が上がる
  • 胸がスーッとする感じ

 

「嗅ぐ(花や好きな食べ物などいいにおい)」

  • 呼吸が深くなる
  • 肋骨の下が広がる
  • 肩が下がる
  • 脇を感じる
  • 身体ごと近付きたくなる
  • 胸があたたかい感じ

 

「嗅ぐ(嫌な臭い、何かわからないものの匂い)」

  • 鼻の先だけクンクン
  • 余り吸い込まないよう呼吸をとちゅうで止めている
  • 舌や口に力が入る
  • 鼻に皺が寄る
  • 鼻だけ近付ける(近寄りたくない)

 と、実に様々な感覚表現や着目点がありました。
同じ「外気を取り込む」でも
「吸う」と「嗅ぐ」では違ったりもするようですし
「嗅ぐ」では何を嗅ぐかによっても
「吸う」ではどういう呼吸をしているかによっても、違いがあるようです。

身体の状態と表現との関りも、「ああ、今のこの子はそういう感じだろうな」と思えるようなところもあり、思った以上にみんなよく感じているとも、それを自分の言葉にできるものだとも思いました。

そして、肋骨の上部では縦に伸びるような感覚を、下部では横の方へ広がる感覚をと、広がりの方向性を感じ分けている子もいたりして、子どもたちの豊かな感覚とその表現に感心しつつ、「やはり滅多なことは言えないな(^^;)」と改めて感じました。

 

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