さらう


プライマリーな道のりを掘り下げていく過程では

楽しい発見、面白い発見もあれば

時には目を背けたくなったり

諦めたくなったりすることも

ポンと飛躍するときも

停滞するときも

きっと皆、あると思います。


それでも、

見方や稽え(かんがえ)方を問い直しつつ

行いを続ける中で

停滞につながる要素を

それ以前の過程から再発見し

復習い(さらい)直していく中で

あるときフッと道が拓けるように

もう一歩先の段階の課題へと

進んでいたりすることを経験し

「わかる」ということが

ある段階での「分かたれた」側面や点であり

その足し算だけで熟成されるものでもないことを

感じられた方もいるのではないでしょうか。



「さらう(復習う)」という言葉は

川・井戸などの底にたまった泥などを

取り除くという意味を持つ

「浚う」という言葉と同源であることを思い出す時

私はとても腑に落ちるものを感じます。


滞りを無くし

流れを良くしていくには

浚うことが必要なように

都度の「わかった」にも

先験的な「わかる」にも居つくことなく

余分な働きや

不要になったパターンを

浚うように行為し続ける中で

熟成され、生起してくることを

待つという時間もやはり必要で

そのわからなさの居心地に

座りの悪さを覚えなくなった頃

ようやく拓かれていくものもあるのです。


新鮮な驚きや、発見、

わかりやすい変化の面白い1年目

躓いたり、停滞を覚え、混沌とする2年目

それらを経験した3年目以降が

むしろナチュラリゼーションの本当の面白さを

見いだせるフェーズかもしれません。

なぜなら

そうして浮き上がってきたものが

大きな飛躍につながる課題であることが

多々あるからです。


今年も1年ありがとうございました。

来年もまた

皆さまとナチュラリゼーションの時間を

重ねていくことを楽しみにしています。

Blismile

ダンスをもっと美しく、 もっとナチュラルに。 主にバレエや各種ダンスをなさる方を対象に、 ナチュラリゼーションをお伝えしている 「ブリスマイル」の公式ブログです。