課題は更新され、稽える力も伸びていく

例えば蹲踞(そんきょ)のワークひとつをとってみても、1年目(写真上)と2年目(写真下)では変化があり、2年目には2年目の時点での成長があり、残された課題もありました。

ある時点での「できた」は通過点。成長は決して直線的なものではなく、螺旋階段を登るように進み、その段階に応じて同じワークの中でも課題は更新されていきます。

3年目になって以前の自分の動きを客観的に見たときに、何ができていなかったのかを見出し、蹲踞のワークだけではなく、這う動きやダイナミックアーチの様々なワークを通じた試行錯誤の経験の中で、今の自分ならどうしていけるかを稽えていく力も伸びてきていることもその言動から伺えるので、一昨年、昨年とはまた違う今の蹲踞を追求していってくれると思っています。


また、特に子どもたちは「これをしましょう」と提示されて何かをするのではない、レッスン前後のちょっとした時間に遊ぶように自由に動いている姿をそっと観察していると、背骨をクネクネと様々に動かすことに熱中しているようなことや、左右対称の動きを繰り返すようなこと、あるいは同側性の動きをひたすら繰り返しているようなことがしばらく続くような時期があったりします。

それから少しした頃にポーンと飛躍するような変化が出現したりもするので、それらを「やり尽くす」必要がある時期だったのだなと思うたびに、その段階の身体が求める動きによっても熟成され、促されているということを感じます。





Blismile

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