座る↔︎立ち上がる②

今月の出張講座では、

「ハイハイとハイハイをつなぐ方向変換」や
「お座り↔︎膝に立つことをつなぐ動き」に
フォーカスを向けてレッスンをしました。


四つ這い位のまま折り返すのではなく、

横坐りを通って向きを変換していくのですが、

その前にまず横座りの姿勢から
手を使わずに腰を浮かせて膝に乗っていく
というシンプルな動きをやってみていただいたところ、
案外できなかったり(どちらか一方が)、
すごく大変だったりすることに

「え?なんで?こっちは立てない?」と

驚かれた方もいらしたようです。


筋の働き云々以前に、

その苦手な方は立ち上がろうとする以前に

骨盤にうまく重さが流れるように座れていなかったり、
立ち上がりにくい方向に立とうとしていたり、
脚の筋力で引っ張り上げようとしていたり、
肩や首を固めていたりと

知らず識らずのうちに身体のあちこちを動員して

わざわざ大変になる動きをしているのですね。


方向変換を含んだハイハイを何往復かして、

もう一度最初の横座りから立っていく動きをしてみると、

今度は苦手だった方もスッと腰が上がるように、
その動き自体は
大腿骨にスムーズに骨盤を乗せていく

動きのコーディネーションや方向性がつかめてしまえば

それほど難しいものではないですが、
特にスタンディング・レッグとして使うのが苦手な側は、
そのようなシンプルな動きの中でも
何をしようとしているのか、

あるいはその時何をしているのか、

自分自身が気付かずに、
関節や骨を活かせない非効率な動きをしているものかもしれません。


そして、そのような体験をした後に

ハイハイ期前後の赤ちゃんが

どんな風にお尻を持ち上げたり、

向きを変えるような動きをしているかを見てみると、
まだお尻や脚の力も十分ではなく、
あらかじめやり方がわかっているわけではない赤ちゃんでも、
関節を柔らかく使い、重さをうまく利用して
行きたい方向に行くための準備を
様々な形で学習していることが伺えるのではないかと思います。


こちらの華ちゃんの成長過程の動画はハイハイまでの試行錯誤がよく記録されています。

可愛いですね!


Blismile

ダンスをもっと美しく、 もっとナチュラルに。 主にバレエや各種ダンスをなさる方を対象に、 ナチュラリゼーションをお伝えしている 「ブリスマイル」の公式ブログです。