
脛とアーチ
2021年7月 7日 (水)
発表会に向けて
Wピルエットが課題の生徒さん
回ることより降りることに
見直していける点が見受けられたので
それに必要な
脛の前側の筋(前脛骨筋)とアーチの調和に
フォーカスを向けてレッスンしました。
ワークそのものは
シンプルな背屈・底屈運動ですが
それ以前に
その協調した動きを邪魔している
下腿の筋肉同士の「滑りの悪さ」があるところを
自分でケアしていく方法をまずは学習し
その上で、脛とアーチの調和をワークしていき
その働きあいがない時とある時の違いを
確認していきました。
ルルヴェからア・テールに降りるプロセスは
どう変わったでしょうか。
ピルエットそのものを練習した訳ではなですし
まだまだ改善の余地はありますが
ア・テールに降りるフェーズは
その調和の感覚が入っただけでも、幾分落ち着いてきます。
下腿、特に腓腹筋やヒラメ筋にかかる負担の違いは
顕著に感じられたようです。
そして、
日常の中の立つ、歩くにも
同じようなパターンがないだろうか?
それを折に触れて見直してみることも
次回までの宿題です。
何故なら、日常繰り返される動きが変わらずして
脚は変わらないものですから。
裸足で不整地を歩くような機会は
なかなか持てないかもしれませんが
それも、こうした機能をチューニングする面ではもちろん
アーシング※という観点からも
健康増進に有益なことです。
※(参考:英語の文献ですが、機械翻訳でも概要はつかめると思います)
現代文明の中で失われがちなものを
補完する工夫が
私たちには必要なのではないでしょうか。
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