Blismile

ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

感じているカラダと実際のカラダ

昨日の小学生さんのレッスンの中で、鏡を見ずに自分の感覚だけで頭からつま先までが真っすぐになるように横たわってみてもらいました。

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すると、最初は①の写真のようになりました。
その場ですぐに写真を見てもらうと、「アッ(^^;)」

自分の身体の各部が相対的にどのような位置関係にあるかという感覚と、実際の身体の状態とでは、このようにズレがあることもあります。

そのまま視覚に頼らず
彼女自身に修正してもらってから撮った写真が②と③です。

①ほどには反らなくなっていますが、左を下にした②と右を下にした③では、自身が感じる居心地も違います。

では、どうして違うのか?どこが違うのか?
そんなところを、この写真もヒントにしながら
身体を感じながら考えてみよう
というのが、今月の宿題です。

彼女がどんな発見をしてくるのか、
その発見はどんな風に発展していくのか
来月以降が楽しみです(^.^)

 

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起こっていることに気付く

誰しも左右対称にはなかなか使えないものですが、例えば軽度の側弯のある生徒さんが、バレエセミナー等でいつもより密にレッスンをしたり、より多くあるいは高くを求められ、また周りの雰囲気にも影響されて「頑張った」場合、左右対称に身体を使っていないかもしれないということに注意を向けておくことは、大切なことなのではないかと思います。

 

今はバレエのお稽古を大幅に減らしてナチュラリゼーションに取り組んでいるので、久しぶりの「バレエ漬け」な機会に尚の事張り切ってしまった面もあるかと思います(笑)(ソノキモチハヨ~クワカル^.^)

 

今月は、その緊張の左右差のコントラストがちょっと強まったところからレッスンがスタートし、敢えてその気付きを待つような時間も置きましたが、何かをいつもより頑張ろうとした際の自分の身体の使い方の傾向や、その後に起きる事(例えば動きにくさや、ちょっとした不快感も含めて)を改めて学ぶ機会にもなりました(^.^)

 

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左から3月終了時、4月開始時(あれあれ?)、2回目レッスン前後(ちょっと気付いてきたかな)

そして、この週末。(心地よいカラダおかえりなさいかな?^.^)
左がレッスン前、右がレッスン後です。

ここからまた、少しずつゆっくりと。

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親子レッスン2回目 ― じぶんの身体や変化を眺めてみよう

この1週間は小学生さんのレッスンが多く、春休み中はそれぞれバレエのセミナーに行ったり、家族旅行に行ったりと楽しい時間を過ごしたようでした。

今日は、双子のBoys君たちとお母様の親子レッスン。
2回目で緊張も解れてきてか、↓こんなお茶目な側面も覗かせてくれました(笑)
可愛い笑顔をお見せできないのが残念です(^.^)

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今は顎ワークが1番のテーマ、個人差はあっても二人ともそれぞれに、前回より少しずつ背骨の動きや、身体を支える肘や手に変化が感じられました。

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S君

f:id:blissfultouch:20180408182207j:plainR君

「普段、自分の後ろ姿を見ることは余り無いかと思うから、今回は撮ってみようか?」と撮影したのですが、ご本人たちも興味津々でしたので、写真を見ての次回の感想も楽しみです。

 

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「どうしたら良いか」というその問いを、もっと掘り下げてみる

ある中学生さんから、ストレッチに関しても色々な情報があって、どうしたら良いかわからないというようなお話がありました。

 

●「どうしたら良いか」というその問いを、もっと掘り下げてみる必要があるのではないかしら。

●そもそも、貴女の考える「ストレッチ」がどういうストレッチを指しているのか?何を目的としているのか?いつ行うのか?どの程度行うのか?

 

問いの立て方を見直すきっかけになればと、あえて私見は述べず上記のように問いに問い返してみました。

 

すると、その学生さんが疑問に思っていらしたのは

レッスン前長時間に渡る静的ストレッチで、
ウォーミングアップであるかのようにいつも行われていること

だということがクリアになりました。

 

幸い、今はダンサーのためのストレッチについて、国際ダンス医科学会(IADMS)の情報が公開されていたりもします。

www.iadms.org

英文ですが、そこには少なくとも、

ストレッチはウォームアップと同じではありません。ウォームアップの目的は、コアおよび筋肉組織の温度を上昇させることです。体温が上昇したという徴候は、皮膚に現れるわずかな汗です。
クラス前の時間は、柔軟性を高めるために使用すべきではありません。温かい筋肉はより伸縮性があり反応性があるので、筋肉が1〜2時間運動したとき、レッスンやリハーサルの後すぐにストレッチする方がはるかに優れています。

ということが明記されており、
そこからご自身の問いの答えを導き出していけばよいのではないでしょうか(^.^)

 

ウォーミングアップについても以下のような記事があります。
今はブラウザーの翻訳機能の精度もだいぶ良くなっているので、概要は掴めるかと。

www.iadms.org


その中学生さんに、それをお話したら
「英語の勉強にもなりますね!翻訳機能と一緒に自分でも辞書で調べてみようと思います。」
と、仰っていました(^.^)

 

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手を育てよう。基礎を築くための土台を、ナチュラリゼーションで育もう。

ロシアのバレエ学校では10歳頃に入学した生徒が最初の1年間に習うことは、立つことと、手を正確に使う事だけなのだということを、こちらの動画で拝見しました。

 

 

将来プロになるためにと身体の状態をチェックし選抜された生徒でさえ、1年かけるのです。それだけ大切なことなのですね。

その「バレエの手」を学ぶ以前に、手を開くことができなかったら…、肘や肩が硬くなっていたら、学ぶべきことが学べるでしょうか?

手や肘が硬くなっているお子さんはとても多いです。
指を一本ずつ動かすことができない子も、どこから動くのかを知らない子も。

日常的に使われている手や腕は、変えていくのに時間はかかりますが、肩が巻き込んでしまう、肘が落ちやすいなどポール・ド・ブラの悩みも顎や、手や、肘のワークを続けるとずいぶん楽になるのが感じられるはずです。


プロを目指す、目指さないに関わらず、健やかに踊っていくために基礎は大切なのではないでしょうか?

その基礎を築くための土台を、ナチュラリゼーションで育みましょう!

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贈り物

4月の土曜は学校行事が多いからと、当初は2回目のレッスンを5月に入れていらしたのが、親子で共にレッスンをする中、今お子さんの身体や動きがどういう感じで、何が必要であるか、色々とお考えになった面もあったりしたようで、4月上旬の日曜日に2回目のレッスンをすることになりました。

勧められてとか諭されてではなく、体験を共有したお母様自身がレッスン中やレッスン後のお子さんの様子を見る中で感じ取ったことから、自然と取り組み方も変わっていったりします。

 

以下のようなメッセージを戴きました。

親子一緒に学ぶという機会がなかなかないので、貴重なお時間でした。
子供たちが、新しいことにどのように向き合うのかを、見ることができ、やっぱりと思える面とこうなんだと気づかされる面があり、楽しませていただくと同時に勉強にもなりました。

 

息子たちもまだ持ち合わせているであろう、物事に対する柔軟性を信じて、見守っていきたいと思います。
目には見えず、本人達も気づかないところでなのかもしれませんが、身体のコーディネーションが整っていったら嬉しいです。
ナチュラリゼーションが2人への贈り物として届くことを願いつつ、取り組んで行きたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

 その体験は、お母様の贈りものなのですね(^.^)

 

こういう風に取り組んで戴けたら良いなという理想はあっても、やはりそのように自発的に生じるものがあってはじめて、それぞれのサスティナブルな学習スタイルが形作られていくものかもしれません。

 

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そして、昨夜はナチュラリゼーションを続けてきた方から、このようなお言葉も戴きました。

ナチュラリゼーションには
成果はもちろん、確かにそしてたくさんありますが
何かそれを目的にしていないからこそ起きているようにも思うのです。
必死に探していないからこそ
時間はかかるけれど気持ちの良い届けられ方で手にする事ができているような・・・

楽しいこともわからないことも起きますし、綺麗な景色にもそうではない景色にも出合いますが
ナチュラリゼーションの旅は
それらすべてが尊い出合いとしてある爽やかな旅だと感じます。

 こちらの小学生さんも、ゴールがわかって取り組んできた訳では無いけれど、まさにそのような旅をしてきてほぼ1年半が経ちました。
そして、まだ旅の途中です。

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親子レッスン

この週末から、この春から3年生の双子のBoysとお母様との親子レッスンがスタートしました。
これまで体操や水泳を少し習ってきたけれど、今はサッカーが楽しいのだとか(^.^)

今日はこれからこんなことをしていくんだよ…とまずはガイダンス的に体験するところから。
双子さんでもそれぞれの個性が動きの中にも表れて楽しかったですし、とても仲が良いのが感じられました。

 

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顎のワーク初挑戦。
これから少しずつレッスンを重ねる中で、どう成長していくのかがとても楽しみです。

 

「遊び」の大半が、這う動き!

国際結婚をしてパリに在住中のバレエ友達が一時帰国中で、スタジオでお茶会をすることになりお会いしてきたのですが、今回は初めてお嬢さんを連れていらして下さいました。

もうすぐ5歳になるお人形のように可愛い女の子で、最初は少しだけ人見知りをしていたのですが、だんだん慣れてくると広いスペースが嬉しいのか(子どもってそうですよね)活発に動き回り始めました。

もちろんもうしっかり歩くことも走り回ることもできるのですが、そのスタジオ中を動き回る彼女の「遊び」の大半が、這う動きなのです。
早々に靴下を脱いで「ねこちゃ~ん」「しかさ~ん」等々動物の名前を言いながら這う動きのバリエーションの豊富な事といったら!

手足の使い方を変えてみたり、ハイハイも高這いももちろん、ちょっとスパイダーっぽく動いたかと思うと、ダイナミックアーチのワークのような足使いで這ってみたり(よく趾を使えてました)、走り回ってかくれんぼをしたかと思うと、また這う…もう、ただただ感心です。

ちょっとだけ、一緒にハイハイしたりもしたのですが、そのスピードも速い(笑)
これは多分、日頃からこうした這う動きを遊びとして相当やっているんだろうなと感じる動きでした。

そして、歩くことも走ることも、足を入れるのが大変そうなブーツを履くために片足で立つバランス感覚も、すごくしっかりしているのです。

彼女は普段フランスの幼稚園に通っていて、園が終わるのは16時ころ。休みの水曜日は日本語学習のフォローのために日本人幼稚園に通い、毎日19時半には就寝して12時間たっぷり眠るタイプだそうですし、週末は家族との時間なので、お稽古事等はまださせていないそうですが、あれだけ楽しそうに這いまわっている今を大切に過ごさせていらっしゃるのがとても素敵だと思いました。

 

ちょうどこんな感じの年齢かな(^.^)

 

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さて、明日は双子の小学生さんとお母様との親子レッスン初日です♪

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生きている手、死んでいる手

「生きている手、死んでいる手」


バレエをしているとそんな表現に触れることがあります。

昔から耳にしてきたので、余り深く考えることなくそれをただフィーリングワードとして捉えてきましたが、最近、それが意識的であれ無意識的であれ、その時大きく動いている訳ではない関節へ行き渡るものの違いなのではないかと感じています。

 

バレエのアームスは、例えば肘も敢えて固定しているかのように見える面があると思いますが、型としてはきっちりポジションに収まっているけれど、どこか「生きていない」と感じるポール・ド・ブラなどを映像や舞台で見ると、文字通りの「固定」あるいは「型」であって、「生きている手」と感じるのは、次の瞬間に如何様にでも動ける、機能し続けていて、同時にその運動空間を確かに予感しているアームスなのではないかと。

上手く言葉にできなませんが(^^;)

 

バレエの子どもたちは比較的に肘の感覚はある方だと思いますが、それでもバレエのポール・ド・ブラから外れた軌道になったとたんに体幹との繋がりが途切れたり、それがどこにあるか、どこを向いているかが感じられなかったりと迷子の肘になってしまうようなこともあったりします。つまり、「決められた通り道」の中でしか充分に感じられていないように見受けられるケースもあるのです。 

 

バレエのアームスや手のてほどきを受ける際、多くは型から出あうかと思いますが、やはり、それ以前に様々な関節の働きを豊かに感じ、そして育む時間が持てたなら、それぞれの中でのバレエのアームスの成り立ち方も、ずいぶんと違ってくるのではないだろうかと、子どもたちの手や肘の感覚の成長を感じながら思ったりもするのです。

 

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ナチュラリゼーションはじめの一歩★新体操小学生

新体操の子どもたちのグループレッスンから、今日が初めての小学生さんです。

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寝返りも、やってみると結構難しいもの。
上から順にのはずが、あれれ、お腹から動き始めちゃう…とか(笑)
そうならないようにしようと思うと、どこを使ったらよいのかわからなかったり、右に進むときと左に進むときとでは身体の使い勝手が違うことに気付いたり。

でも、「できない」「わからない」を発見する度に、何かすごく面白い事を見付けたような表情で楽しそうに取り組んでくれました。

もう少し大きくなると、それらに出合った時の笑顔にもちょっと恥じらいのような、照れくささのようなものが混じったりもするのですが、この9~10歳頃の年代はそれが「面白い」に直結していくんだなぁとよく思います。

これから選手として成長していく過程では、様々な、より高度な「できない」に直面することも、数字で評価されることも多くなっていくかと思いますが、今のできないことも真っすぐに面白がれる時期に、発見と模索と工夫と、そして少しずつの達成の楽しさや喜びをたくさん体験して、心身共にその根っこを丈夫にしなやかに育てていってくれたらと願っています。

ナチュラリゼーションはじめの一歩は、「できない」の発見から、シンプルな動きでも、やりようによって動きやすさも全然変わる面白さを感じたりしながら、嬉々とした笑顔が輝くひと時となりました。